*Exhibition



*対談

鈴鹿 芳康(写真家)× 佐伯 剛(風の旅人 編集者)

鈴鹿芳康は、写真家・写真造形作家である前に、旅人であると看破したのは、佐伯 剛である。合理的な人間社会では気にもかけられないかそけきモノたちの気配を、直感的に捉えるその孔は0.03mmの真円である。この孔を往還する時間が、単なる「針穴写真機」を、身体の延長線上に拡張された精密な感覚器官に変容させる。この方法を、鈴鹿は30年かけて発見したのだろう。プロセスが孕む謎を解きほぐすのは佐伯だ。二人の対談は、激しい言霊の弾け合いになるのか、それとも静謐で寡黙な応酬になるのだろうか。何れにしても私たちは、「風景」と「時間」と「関係」について、一定の得心がいく状況を垣間見るに違いない。5月14日はそういう日になる。〔敬称略〕


佐伯 剛(Tsuyoshi Saeki)

1962年1月1日生まれ。
雑誌『風の旅人』編集者。(株)かぜたび舎代表取締役社長。
2003年4月『風の旅人』創刊。一人で編集制作を行い、現在50号まで発行。





*artist statement


1988年、大型ピンホールカメラ〔8x10インチフィルム〕を手に入れそのカメラを持って旅をした。最初の撮影場所は、偶然にも、日本の大切な聖地の一つでした。日本の聖地には古代より八百万の神が宿ると言われ、神道では神様は自然界に有り、山や海や川そして樹にも神の霊が有るとされている。日本は周囲を海に囲まれ、海から太陽が昇り海に沈む。 太陽の神様は、その神々の中でも、古代より人々の暮らしである農業・漁業の全てにおける最も重要な大神様として祀られてきた。この10枚は、その日本の景色の太陽を撮影した作品だ。

In 1988, I got a pinhole camera and started traveling with that camera. The first place I visited was a very important sacred place in Japan.The Japanese original religion is called Shinto, in which many Gods exist in nature, such as mountain god, ocean god, etc.
And the sun is the one of the most powerful Gods and affects our life strongly for farming and fishing. Our ancestors considered that the place the sun rises from and goes down are the sacred places and people prayed for the sun...




*artist


鈴鹿 芳康|Suzuka Yasu

鈴鹿芳康 Official web site
京都を拠点に世界中で活動を行っている鈴鹿芳康の公式ホームページです。
It is an official homepage of Yasu Suzuka who is acting all over the world based on Kyoto.
http://jp.yasusuzuka.com/

1947年 神奈川県に生まれる
1966-1968年 多摩美術大学油絵科で学ぶ
1973-1975年 京都市立芸術大学版画研究室講師
1975年 フルブライト研究員奨学金を得てサンフランシスコ・アート・インスティテュート写真科留学
1984-1991年 京都芸術短期大学助教授
1991-2012年 京都造形芸術大学教授
2002-2007年 京都大学客員教授(学術情報メディアセンター)
2004-2012年 東京工芸大学客員教授
2007-2010年 ピンホール写真芸術学会会長
現在 京都造形芸術大学名誉教授
ピンホール写真芸術学会名誉会長