*Exhibition


*artist statement

写真展“ 玉と朴 ”

地に足がつかないようにして、尾を引かない花火が、突如空に現れた。
人は地に接着して長い間生きてきたので、大地には並々ならぬ感謝や思い入れがあった。
宇宙が観測できず、空が人の視認できる端である場合、行くことも触れることもできないので、そちらには畏敬や思い込みがどこまでも拡がっていく。
地面から土に、高いところに、という原始的な要求と、空から人に降りてくる神話的な思考のふたつがあったとしても、結果として、大地から発生したものが、現実として目の前に現れる。



*profile

藤生 恭平  Kyohei Fujio (http://fujiokyohei.com/)

1989年三重生まれ。京都在住。


*from gallery

神話では、神は天から地に降臨し、さまざまな物に宿ったとされる。
さらに太古においては、神は地中より大地に上がってくると考えられていたことも。
地上に降り立った神は、その姿を光とし、八百万に宿した。
本展において、若手写真家の藤生恭平はそれらの解釈を自身の中で推敲し写真に重ね合わせた。
藤生の新境地としての作品をご高覧いただければ幸いです。