*Exhibition
*artist

* statement


世界が編集されて語られる前、ヒトが動物や植物と話ができた頃。
向こう側との境界があいまいで、目覚めながら夢を見ているような。
そんな時間を超えた世界につながる通路に出会えることを願って。

The age before the world was edited and arranged into narrative, when humans could speak with animals and plants.
Blurred boundary between here and the other side. Like dreaming with your eyes open.
Hoping to encounter the pathway which connects to that realm beyond time.


* profile


写真家 1982年生まれ
「光と場」を主題に作品を制作。時間や空間に現れる星の時間を採集している。
主な展示に、個展「Before Folklore」Marute Gallery/香川(2016年)、「fotofever」Carrousel du Louvre/フランスなど。

* statement


大切な思い出、バラバラになったコサージュ、見つけては、記録していく。
日々、呼吸をするように記録していく「私事」は写真と共に、遺書=過去⇄未来と繋がっているエネルギーの塊。
私はその塊と共に「闇」=「光」に立ち向かっているんだけども、この感情に任せて撮っていく「作業」=「生きる道」は、全生命力で挑むことにより、消化されては、飢えて求める。
全ては、「何故」=「知ること」から始まり、そこに立ち向かう力は、これから更に増していき、「知る」=「撮る」=「浄化」=「飢える」このリンクが続くのです。
なにも、シュールでも、クールでもございません。
結果、写真家は究極のナルシリズムの塊ですので。
半分本当で、半分嘘なんです。


* profile


1981年生まれ宮崎県出身。
日本写真映像専門学校非常勤講師。
公益社団法人 日本写真協会正会員。
日本写真映像専門学校研究課卒業後「卒業制作 学校長賞」受賞。
六本木アートプラザコマーシャルスタジオにてチーフアシスタント3年間勤務後、東京にて写真作家として3年間独立。
2008年より宮崎県延岡市にて作家活動をしながらSTUDIOUCHIKURA代表取締役社長。
PIS立ち上げに参加。
CITYRAT press運営メンバー。

【主な受賞、個展、企画展、コレクション、出版物】
2010年2011年2013年にCanon主催写真新世紀を三度佳作受賞。
NikonJuna21受賞、APA、平間至賞など多数受賞。
2016年 コニカミノルタフォトプレミオを受賞コニカミノルタプラザ新宿にて個展開催。
2016年 gallery Main新進作家展in台湾「内倉真一郎×横山隆平 Photo Exhibition in Taiwan」(台湾)綠光+marüteにて開催。
2016年 KYOTOGRAPHI+ gallery Main企画展 「犬の惑星」個展開催。
2016年 瀬戸内国際写真祭 北浜alley野外展示「分離と融合」個展開催。
2016年 PIS ゲリラ展示 in渋谷 「TOM and JERRY 」。
2015年 gallery Main企画展 内倉真一郎写真展「佳子」個展開催。
2002年 2003年2008年2012年2016年に清里フォトアートミュージアムヤングポートフォリにて作品永久コレクション。

* statement


極限まで青々と刈り上げた頭をひび割れた右手で何度も何度も摩りながら、国道55号線をただただ南へ下っていく。目的地はいつもの場所。そこにはこれといった特筆する何かが在るわけではないが、無性にそこへ行きたくなることがある。不衛生な生活環境を抜け出すためなのか、屈折した自尊心に耐えることが出来なくなったのか、よく分からない。映画「レスラー」でミッキー・ロークがダウンベストとダウンジャッケットを重ね着しているけど、なぜそんなダサい着こなしをしているのかもよく分からない。強靭な肉体から繰り出される弱々しい猫パンチにひるむことなく先を急ぐが、季節外れの疑似晴天と聞き覚えのない般若心経に幾度となく阻まれ、錆びついたバリカンを壁に叩きつけた。腐りかけの生ハムと半生のハンバーグが大好物の痴呆症の元漁師が、最先端の内視鏡を巧みに駆使して私の胃袋から死にかけのアニサキスを引きずり出すと、眩しく香る金木犀は色めき立ち、無味乾燥でキャッチ―な爆音が一気に車内に響き渡る。鼓膜は爛れ、眩暈を忘れ、糖尿病促進食品に身を任せ、色鮮やかな朝日に写し出された私の浅はかな夢の続きは再び息を潜める。猛烈な直射日光とけたたましい金切り声で無理矢理引きずり起こされた不貞行為に勤しむ中肉中背のヘルシー志向のカウボーイ。新しい常識を再構築するように、いけ好かないイメージばかりを羅列する。極度の吐き気と偏頭痛に苛まされ、白カビに犯された左足を懸命に引きずりながら風の便りに聞いた薀蓄を噛み砕く。耳が腐敗するほどの講釈をたれてくる生糞坊主を懸命に振り切り、毒々しいポテトサラダと色褪せないノーブラ老婆のセルフポートレートに光を奪われ、臨時更新された思い出に兎に角いつまでも浸っていたい。出来そこないの我が子達を何度も何度も連写しまくる緩めのワンピースとストローハットのママ友達。勿論、傍らにはお決まりのトイプードル。見飽きた滑稽な光景を目の当たりにして浅く、限りなく浅く潜っていく。溺愛した自分を殺さぬように。


* profile


1983年宮崎県生まれ。プロセールスマン。全くの無名、これといった受賞歴は無し。
2010年大阪産業大学大学院卒業。
2012年写真表現大学本科修了。
フリーのフォトタブロイド誌「Noiz」の発行や、インディーズ写真集レーベル「CITYRAT press」の立ち上げなど、大阪を拠点に活動。
主な個展に「KEIHANSHIN FRONTIRE ZAPPING」(Port Gallery T)、「Chocomint Pink Salon」(galleryMain)など。

* statement


異世界の情景を内包している(と私に感じさせる)写真はたった一度のシャッターの瞬きで生まれた瞬間、言葉で象られた秩序ある世界/思考を一瞬で突抜け、 言葉が発生する以前の全てのものが等価にギラつきながら渦巻く混沌の地平を私の眼前に叩きつける。
また同時にそれは現実と架空の間にある階調を限りなく広幅化し、 自分自身が今どの地点に立っているのかさえも分からなくさせる。それはひとり静かに写真を撮っていた私にとって、存在が揺らぐようなカタルシスであり、今生きている穏やかな日常から自分があっさり滑り落ちてしまうのではないかという恐れでもあった。
そのため私は日々の日常生活をつつがなく過ごすための平衡感覚を取り戻すべく、一旦それらのイメージを身体の外側へ切り離し、作品として形を与えることにした。
その行動はいわば生きていくための個人的なイメージの焚き上げであり、結果として作品の形を持った一連の写真群「発光幻肢」が、私の立つところとはまた違った他者の世界(あるいは視点)のなかで、さらに新たな情景を展開するのか否か...そしてもし新たな情景が立ち現れるのならば、それは一体どのようなものなのかを私は知りたいと望んでいる。


* profile


京都府出身、大阪市在住。
フリーランスフォトグラファーとして雑誌やWeb媒体で撮影する傍ら、定期的に作品を発表。
近年では写真表現をベースにしながらインスタレーション、ドローイング、立体、詩の執筆も行っている。

【略歴】
2011年 同志社大学文学部美学芸術学科 卒業
2012年 御苗場vol.11 レビュアー賞2部門受賞
2013年 手製写真集がBook Storage ヨーロッパツアーに選出。ベルリン、アムステルダム、パリ、フランクフルトで開催されたアートブックフェアに出展される。
同年、KYOTO PHOTO AWARD アワード部門優秀賞受賞
【主な展示】
2016年 写真庭園プロジェクトVol.2 眼火閃発」中之島 (Spinning 大阪) 2016年 個展「写真庭園プロジェクトVol.1 発光幻肢」(gallery Main 京都) 2013年 ふたり展「KYOTO PHOTO AWARD 優秀賞受賞者展」(GALLERY 9 京都) 2013年 御苗場受賞者展「Selected Photographers」(72Gallery 東京) 2013年 グループ展「2013年度 シュピーゲル選抜展」(富士フィルムフォトサロン 大阪) 2012年 グループ展「INTERNATIONAL GROUP SHOW」(CAELUM GALLERY ニューヨーク) 2012年 木村亮介×木村華子ふたり展「木村<交差>展」 (壹燈舍 大阪) 2012年 公募展「御苗場vol.11 関西」 (ギャラリーCASO 大阪)

* statement


いなくなってしまいたい、そう呟いて押したシャッターでも、その写真の中で私は生きてしまう。
私に在るものは戸惑いだけ。


* profile


1974年東京生まれ。現在京都在住。
3歳から11歳までをアメリカ合衆国カリフォルニア州で過ごす。
2008年の初個展以降写真作品の発表を続けている。

主な展示に
『二月のうち』2008年 mizuca
『誰も僕に話しかけないだろう』2012年 galleryMain
『シーインサイド・ザ・インランドシー』2016年 gallery MARUTE
など。

* statement


目は口ほどに物を言う。
僕は口下手だから口から吐き出す言葉の5倍は喋っている。
だが写真は写真だ。言葉を持たないし、喋らない。
この写真で何かが伝わったのならば、8~9割は勘違いだと思う。
目は口ほどに物を言う。
それはもうシンプルに。
この写真群を「混濁する風景」と仮称する。


* profile


1985年5月5日生まれ。
ビジュアルアーツ専門学校卒業。
大阪を中心に写真家活動中。主な作品展に「NO BRAIN」「Mr.Liberty」「Origins」等。
CITYRAT pressにて写真集「エヌ:人間。或いはそれに似たもの」販売中。

* statement


そこの角を曲がれば明るい世界があるかと思ってた。
でも、そうでもないみたい。
次の角までもう少し歩こうかね。


* profile


1978年 大阪府出身
NY市立大学ラガーディア校写真学科卒業後、BrianDoben, SangAn, KenjiToma等に師事。
ラテンアメリカでの撮影をライフワークとする。
英語、スペイン語に堪能。

* statement


海は良いです。ビールを飲みながら海を見ているだけで気分が良い。
波の音が心地よい。
ここではみんな人間らしい顔をしている。
普段の街中ではなかなか見れない顔です。


* profile


1978年埼玉県生まれ。
2004年に神戸学院大学薬学部卒業。
2012年に大阪ビジュアルアーツ専門学校写真学科夜間部卒業。
コニカミノルタフォトプレミオ2013年度グランプリ受賞。

【個展】
「西海岸」コニカミノルタプラザ (東京、2013年)
「2013年度 コニカミノルタ フォト・プレミオ 年度賞受賞写真展」コニカミノルタプラザ (東京、2014年)
「コミュニケーション」新宿ニコンサロン(東京、2014年)
「コミュニケーション」大阪ニコンサロン(大阪、2015年)。
【グループ展】
「three and eight」禅フォトギャラリー(東京、2016年)

* statement


写真は、カメラが光を切り取ったもの。
光が、その瞬間を映し出し刻んでくれたもの。
被写体たちの普段の生活圏で撮影した、ごく日常の瞬間に、そのひとの人生が垣間見られる。
それはやがて生きている証となり、眩しい記憶となる。


* profile


1977年大阪府生まれ。東京都在住。
日本写真映像専門学校卒業後上京。
スタジオアートプラザ勤務後独立。

コニカミノルタフォトプレミオ 2015 受賞 個展開催
TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2011 入選
Mio写真奨励賞2003 グランプリ受賞
アサヒカメラ 2014,11号 ポートレート特集号 巻頭グラビア作品掲載
PHOTOGRAPHICA 2010 vol.18 「PHPTOGRAPHER'S FILE」に作品掲載
写真集 Planetary photobooks 「イロマチズム」heauristicより発売

* statement


距離と関係をテーマにしたシリーズ "Relation, appropriate distance"(無関係な関係、適切な距離)より派生した "Relation, End of White"(仮)を展示します。
デジタル写真の二進法においては、白と黒は "在るのに無いもの" であり "無いのに在る" という、パラドックスを内包している(メタデータにおいても)。今作では、リアル(現実)と地続きでありながら、写真の中で実体を失ってしまった光が、紙というレベルで再び別の位相を持つというところから始まる。(未完)


* profile


1980年生まれ。京都市在住。
2002年ビジュアルアーツ大阪卒。
galleryMainを主宰するなどギャラリストとして活動しながら写真作品を発表。

主な展示に
『震える森、焦点の距離』2013年 gallery 9 kyoto
『無関係な関係、適切な距離』2016年 galleryMain
『海にも太陽がある/遠くを見る』2016年 gallery MARUTE
など。
アートフェア『FOTOFEVER ARTFAIR PARIS』(Carousel du Louvre)に2014年、2015年に出展。

* statement


タテ社会の原則に従っているという訳でもありませんが今回の展示はタテ写真で行います。
撮る人見る人ヨコつながりでよろしくお願いします。


* profile


2006年頃写真を始める。
2008年:アサヒカメラ作品掲載
2008年:タントテンポギャラリー写真展
2009年:木村伊兵衛賞ノミネート
2010年:アサヒカメラ作品掲載
2010年-2012年:活動休止
2013年:アサヒカメラ作品掲載
2014年:KG+ギャラリー9グループ展
2015年:ニコンサロン新宿、大阪写真展
2015年:ZEN FOTO GALLERY写真展、並びに写真集出版
2015年:代官山Photo Fair出展
2016年:ZEN FOTO GALLERYグループ展
2016年:ZEN FOTO GALLERY新進作家スカウト、キュレーション担当

* statement


すべては繋がる。
もどかしく生きてきたこの半生。
父が撮った写真・思春期・etc・・
すべては写真。
自身の心を揺さぶるものだけを撮ってきた。
労働・女・etc・・
表現してくれるのは被写体で俺はそれを写すだけ。
今は、最終的な目標を立て写真を撮っている。
尊敬するあの人の意思を引き継ぐために・・


* profile


日本写真映像専門学校研究科卒業。 
CATV勤務を経て、2009年フォトグラファーとして活動をはじめる。
2009年キヤノン写真新世紀優秀賞(荒木経惟 選)受賞、他様々な賞を受賞。
個展・グループ展多数開催。

* statement


カメラを手にしてからずっと東京という街で写真を撮ってきた。僕の捉えてきたそのおよそほとんどが、誰も眼を留める事のない、“路上の無名”としか呼びようのない雑景だが、しかしそこには、昼であれ夜であれ、陽光や街灯りの別なく光が、手に触れる事が出来る程の確かさで在った。
世界が如何に複雑になろうとも、社会が混迷を極めようとも、光が多ければ白に近づき、少なければ黒に似た。意味や意義など予め失われていた。テーマやコンセプトが変わっても僕の考える写真の本質、原点は、それを置いて他にない。
さて、僕は今日でも街を歩けば、そんな光の中、路上の無名の群像劇に嬉々として、カメラ片手、きりきり舞いしている──。


* profile


1979年大阪府生まれ。現在、東京在住。
モノクロフィルムによる都市写真を中心に作品を展開。
Photography Magazine 81LAB.、CITYRAT press立ち上げに参加。
主な作品集に「TOKYO,UNTITLED.」、「酔っぱらったピアノ弾きのようなやりかたでシャッターを押せ」等がある。
2016年ゲリラ展示プロジェクトPIS(ピス)をスタート。

* statement


「出会いたい風景は?」と訊かれれば、貴方はどんな風景を想像するだろうか。
それが何故だかはわからないのだけれど、わたしは小さな頃から雪国の風景に強い憧れを抱いてきた。
どこまでもどこまでも白くて、音をなくしてしまったような、シンっとした極北の世界。
2014年、予てから強く惹かれていたアイスランドの地を訪れることが出来た。
キラキラとした気持ちで向かったのは良かったのだけれど、辿り着いたそこは吹雪の中だった。
来る日も来る日も悪天候に見舞われ、シンっとした極北の世界には程遠く、ゴーゴーと音を立てて吹き荒れる灰色のブリザードを、ただただホテルの窓から眺めているだけの毎日。
毎朝ホテルのカーテンを開けて残念に思いながらも、それは不思議なことに自分が求めていた世界に近付いているようにも思えた。
何日も続いた吹雪が止み外へ出てみると、世界は一面の白色。
わたしはただその風景と重ね合わさりたくて、シャッターを切る。
本来ならば見えている景色が雪に覆われ、風景の余白となった。
その風景は緊密で、怖くも美しくもあり、全体を形作っている。人の力が、何にも及ばない世界。
わたしは幾つもの白い風景を巡っていく内に、ずっと辿り着きたかった場所へ、やっと来られた。


* profile


1981年生まれ 関西を拠点に写真作品を制作
日本写真映像専門学校卒業(大阪)
2002年 第25回キャノン写真新世紀 優秀賞 マルク・リブー選
2005年 富士フォトサロン新人賞 奨励賞
2002年 The Third Galley Aya(大阪)での初個展以降、2007年までコンスタントに写真作品を制作発表。
2016年 約九年振りに活動を再開。
来年の目標は、まだ行ったことのない国を旅すること。