*Project
”dummy book worksop”
京都ダミーブックワークショップ
ワークショップ期間:1月10日~4月上旬(4ターン)

【概要】
ストーリーを物語る表現媒体として、世界的に注目を集めるダミーブック。
作家自身の作品のコンセプトとストーリーに基づいて、写真だけでなく文章や手紙、新聞記事など、あらゆるメディアを写真集に取り入れてストーリーを伝えます。作家の意図が強く反映され、これまでの一般的な写真集になかった様々な様式の作品が生まれてきています。

このワークショップでは、自身のプロジェクトやストーリーを基に、その完成形として一冊の手製本(ダミーブック)を製作します。写真の撮影、素材集めに始まり、セレクトとレイアウトといった編集作業、そして製本と装丁まで、すべての段階を考察、製作し、写真集を完成させます。さらに、海外のダミーブックアワードへの応募サポートと、自費出版のレクチャーも致します。

完成した作品については、4月22日より京都市内のアートギャラリーにて展示、販売を行います(希望者のみ)。
展示期間はKYOTOGRAPHIEという日本最大級の写真祭が開催中で、展示と販売を行うことで、写真関係者に加え多くの人にも見てもらえる最高の機会と言えます。

講師は藤井ヨシカツ氏、小原一真氏の二人の写真家をお招きします。全ての段階でディレクションを受けることができます。
製作したダミーブックが世界的に高い評価を受け、数々の賞を受賞し、現在も広く活躍されているお二人です。


【講師紹介】
藤井ヨシカツ(ふじいよしかつ)
http://www.yoshikatsufujii.com/

広島県出身。
東京造形大学で映像を学んだのち、2006年より写真制作を開始。
近年は家族の関係性を主なテーマとして制作を行っている。
現在は故郷である広島を活動の拠点としている。
2014年に35部限定の手製本による写真集として発表した「Red String」は、Paris Photo-Aperture Foundation Photobook Awardsを始めとする数々のアワードへのノミネートや、TIME誌の選出する2014年のベストフォトブックの一冊に選出されるなど注目を集めた。
さらに2015年には、MoMAの図書館への収蔵も決定した。
また、2015年に東京のReminders Photography Strongholdでの展示に併せて刊行した写真集「Incipient Strangers」も、Self Publishing PHOTOLUX Awardを受賞するなど各国で高い評価を得ている。


小原一真(おばらかずま)
http://kazumaobara.com/index.html

1985年、岩手県生まれ。
フォトジャーナリスト。
KEYSTONE(スイスフォトエージェンシー)パートナーフォトグラファー。
宇都宮大学国際学部で産業社会学を専攻。金融機関の営業職として働く傍ら、DAYS JAPANフォトジャーナリスト学校に通う。
2011年の東日本大震災直後に会社を退職し、東北沿岸部の取材を開始。
福島第一原発内部の写真を撮影した写真はヨーロッパを中心に幅広く紹介された。
その後、原発作業員のポートレートを撮影し2012年には写真集「Reset Beyond Fukushima」がスイスのLars Muller Publisherから出版される。
同時期にスイスのフォトエージェンシーKEYSTONEと契約。
2014年には太平洋戦争下で空襲の犠牲者となった子どもたちのその後を追った「silent histories」を手製写真集として自費出版。
同写真集はParis Photo First photobook Award shortlistの他、米TIME紙、英Telegraph紙、Lens Cultureなど様々な媒体でBEST PHOTO BOOKS 2014に選ばれる。
同写真集は2015年11月に普及版としてメキシコの出版社Editorial RMより1900部出版された。
2015年1月よりLondon College of Communication MA Photojournalism and Documentary Photographyで学びながら、ウクライナのチェルノブイリで長期プロジェクトに取り組む。
国内外での写真展、トークイベントを多数開催。
写真はThe Guardian, Courier international, ZEIT, El Mund,DAYS JAPANなどで掲載される。

参加する
*メーラーが起動します。応募ポートフォリオ/ご質問を送信ください。
質問する


【応募要項】
■ 募集期間:
11月25日~1月5日締め切り

■ワークショップ期間:
1月10日~4月上旬
京都でのワークショップは全4回
参加者は二人の講師にそれぞれ月に一度、一時間程度のスカイプミーティングの機会があります。

■スケジュール:
① 1月9日(土) or 10日(日) 顔合わせ、イントロダクション、オリエンテーション
② 2月12日(金)13日(土)14日(日)3日間でダミーブックのダミー製作。
③ 3月13日(日) ダミーブック完成へ
④ 4月上旬 製作工程により最終チェックを行う可能性あり
⑤ 4月22日(金)~ ギャラリーにて展示予定(希望者のみ)

■ワークショップ会場:
新風館
※確定後ご連絡します。

■応募条件:
すでにフォトプロジェクトをお持ちの方。過去の作品でも、現在進行中のストーリーでも可。
写真作家を目指し、海外での活動も視野に製作活動を行っている方。
作品作りに積極的に取り組める方。
京都でのワークショップ日程に参加できる方であれば居住地問わない。
ノートパソコンをお持ちの方、写真編集ソフト、デザインツールソフト(例PhotoShop,InDesignなど)があれば望ましい。

■応募方法:
以下をメールにて送信下さい。追ってスケジュールや詳細などをご連絡致します。ご質問などもお気軽にお問い合わせ下さい。
①お名前(本名)
②作家名
③電話番号
④連絡をやりとりするメールアドレス ※場合によってはデータの送受信もあります。
⑤ダミーブック製作をするプロジェクトのステートメントと写真データ10点以上(長辺500ピクセル程度、100~300 dpi )をメールにて送信ください。
※ ステートメントとは、作品の概要を述べた文章となります。
テーマやコンセプトについて記述してください。分からない方は講師のステートメントを参考にしてください。
名前と電話番号も明記してください。

■参加費
4万円

■定員:
10~15名
応募ポートフォリオとステートメントを選考の上、参加者を決定致します(1月7日通知予定)


写真が誰でも綺麗に撮れる時代に於いて、写真作家のあり方は拡大、多様化しています。
そうした中で作家として最も基本的、且つ最も重要なのが、自身の作品について深く理解する事。
そしてそれを作品で伝える事。
ダミーブックの製作は、それを一度に経験し体現する事ができる最高の機会となります。
募集要項は少し厳しいかもしれませんが、写真に真剣に取り組んでいる方は、是非チャレンジして頂ければと思います。
ご応募お待ちしております。